7.エネルギーをみんなに
そしてクリーンに
担当:高橋暉
電気を使わずに生活している人が8.4億人、また薪や石炭、化石燃料を使ってる人数は30億人。天然ガスなどの使用状況が変わらなければあと100年後には、それらの資源が枯渇してしまうと言われています。この状況を変えるために、再生可能なエネルギー、すなわち太陽光、水力、地熱などの自然エネルギーにシフトチェンジしていこうというのが目的。
問題・課題・原因
そもそも、クリーンエネルギーがなんなのかというと、化石燃料を使わずに生み出せるエネルギーです。(原子力など、ダム等への悪影響もあるため一概には言えない)その中での問題点としてあげられるのが、コストです。太陽光など、ソーラーパネルを有するのには莫大なコストがかかるので、手軽に手に入れることは容易ではない。
加えて、先にも記した通り、30億人が木炭などの化石燃料に依存せざるを得ない生活をしている。ここでポイントなのが、彼らは近代的な電気へのアクセスができていないことである。13%の人口が電気へのアクセスがなく、化石燃料を使う他、選択肢がないのである。もちろん、発展途上国では技術が追いついていなかったり、都市化が進んでいないので、彼らの生活に問題があるというより、もっと大きな、国の政策、環境に問題があると思われる。
日本・海外での達成度
図を見てわかる通り、7はオレンジ色で塗りつぶされている。オレンジ色が示唆するのは、重要な課題が残っている、すなわち達成できていないことを表している。それでも、日本の政府の経済産業省、資源エネルギー省が再生可能エネルギー事業の支援を行なっている。再生可能エネルギーの導入を検討している企業へ向けた、コンサルや支援の窓口も開設しています
デンマークでは、100%持続可能できる村つくり、LEGOの素材を全てサステイナブルなものにすると言った積極的なアプローチが見受けられます。
NPO/団体
再生可能エネルギーの普及、再生エネルギーの技術を利用し、他のコミュニティと関わり、社会にその重要性を伝える。
再生エネルギーの重要性を地域の大人だけではなく、子供向けのプレゼンの実施。
地域主体の広報活動。また、海外の状況調査。
3.11の原発の失敗を2度とおこなさない為の、持続可能エネルギーの(原子力の換えになるエネルギー)コンサル。
企業
神戸営業所、東神戸営業所、滋賀営業所、栗東営業所、成田営業所、厚木営業所、北九州営業所、福岡営業所、グループ企業の総合産業厚木工場、豊商運和会車庫の計10か所に発電機の設置
再生可能エネルギー関連のセミナー開催、情報提供、太陽光発電設置の取り組み
照明、電池、ソーラーエネルギーから成るソーラーランタンの制作
そもそものSGDsの具体的なゴールの目安が明確化されていないので、どのくらいの規模で今、現在使われているエネルギーを再生可能エネルギーに転換したいのか。
A) 一応世界中の人々に十分なエネルギーのアクセスを提供するとなっているがやはり明確な数値などはない模様。
安価、家庭内でも再生可能エネルギーに対して何かアプローチできないのか。
A) モップスリップを履くことにより歩きながら掃除が可能で、これにより掃除機の使用頻度を抑えられる。他にも、電動自動車の利用、シャワーを浴びる時間短縮、節電など。
My Voice
そもそも、各国間で制定されたSDGsだが、国によってのモチベーションの差異や見据えているゴールがバラバラすぎて、SDGs以前のようにも見える。資金力や、余裕がある国が多く問題解決に向けて担うというのが定石だが、そのようなことはおこらない。とにかく、この7番だけに関していうならば、researchして見た所、活動範囲はそれほど大きくない。問題点はやはり、コスト面や、一般市民がソーラーパネル、電力など、手が出せないということにあるともわれる。この状況を本気で変えたいのであれば、国が動くか、大きな会社が動くしかないのはこの7番に限った話ではないように見える。
参考文献
https://the-social-issues.com/report/sdgs7/
https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/clean_energy_sdgs/
https://miraii.jp/leader/sdgs/9#i-3
https://sdgs.media/blog/4130/#2020SDGs17
https://www.cuc.ac.jp/om_miraitimes/column/u0h4tu0000000h52.html
http://www.kankyoshimin.org/modules/activity/index.php?content_id=10