9.産業と技術革新の基盤を作ろう
担当:栗原渉
人々の生活水準の向上が主目的である。
→持続可能かつ「強靭な」インフラの開発がひとつの大きなテーマ
たとえば、自然災害発生時に素早く復旧可能なインフラ。
*強靭(レジリエント)なインフラ構築、 包摂的かつ持続可能な産業化の促進 及びイノベーションの推進を図る
問題・課題・原因
発展途上国においてはこのようなインフラ設備が十分に普及しておらず、災害時における現地の人々の生活水準の著しい低下が懸念される。
先進国においても、近年増加する災害の発生件数を鑑みると更なる「強靭な」インフラの普及が望まれる。
日本・海外の達成度
安定的な電力供給を受けられない人の数 約26億人
基本的な衛生施設を利用できない人の数 25億人 等
NPO/団体
企業
一般社団法人Japan Innovation Network
SHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)の運営団体
-
サービス品質向上に向けた取り組み
-
地域への参画・発展への取り組み
-
環境資源保護への取り組み
イノベーションを創出する環境づくり―イノベーションアクト
→「社内に埋もれているアイディアの発掘とイノベーションを有機的に創出できる土壌づくり、そしてイノベーションを誘発できる組織へと変革するための活動の総称」
-
技術アイディアコンテスト
-
新規事業創出活動
-
アイディア提案/ディスカッションBOX
目標 9.4、9全体
-
9.4
-
【廃棄物】 ・廃棄物の管理を適切に行い、適切な処理に取り組んでいる
-
【環境マネジメントシステム】 ・ISO14001、エコアクション21または同等の環境マネジメント規格を取得している
-
【環境情報開示】 ・環境の取り組みに関する情報を正しく開示している
-
【環境配慮】 ・環境に配慮した製品の開発・設計に取り組んでいる
-
-
9全体
-
【地域資源】・地域資源を積極的に利用(地消地産、地産外商)している
-
【内部管理体制】・経営理念及び経営目標を社内で共有している
-
デジタルテクノロジーとサービスを活用した貢献例
-
新型コロナウイルス感染症に関する対応~業界の垣根を越えて、困難な状況に立ち向かう~
-
早期より現場対策をAIチャットボットで支援
-
「富岳」の前倒し、早期活用を支援
-
-
世界の米取引の変革をブロックチェーン技術で支援
-
5Gを活用した遠隔校外学習で、すべての人々へ質の高い教育の提供を目指す
My Voice
ジェンダー平等や女性の社会進出などの言葉は、私たちが小学校の時などと比べると明らかに増えてきていると思う。しかし、日本のジェンダーギャップ指数を見ても分かるように、なかなか多くの観点から平等になっているとは言えない。それは、子供のころ培われた固定観念は、なかなか変える事は難しいことが起因していると考えられる。それを少しでも変えていく方法として、まず初めにこのような目標にアプローチする会社や団体を少しづつ増やしていくことが重要だと考える。今日、それはだいぶ増えてきたと思われるため、次のステップも考える。次のステップとは、企業の会社員向けに定期的に講習会を開き、参加してもらうことだ。何度も何度も、話を聞き、理解を深めることで、物事を先入観からだけではなく相対化して見られるように少しづつ変化すると考える。まずは大企業が変化することで、中小企業も変化すると日本社会全体も良い方向に向かっていくのではないか。
今述べたのは、現在の大人の考えをどのように柔軟にするか、に対する解決案の提案だが、次に持続可能にしていくために今の子供たちに対するアプローチも必要だと考える。(今の子供は、小学生~高校生を指すとする。)そこで、学校の教科として例えば小学校では道徳があるがそこでの教え方として多様性を受け入れやすいような授業をすると子供の時から、柔軟な考え方ができるようになるのではないかと考える。しかし、学校の教育となると私たちが今すぐにアクションを起こして変えられるものではないので、子供向けのワークショップを企業や団体が開いたり、自分の出身校など身近なところからアプローチしていく事が解決策としてあげられる。
参考文献
①監修 蟹江憲史 「未来を変える目標 SDGsアイデアブック」 2018年第1刷
②https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/ourwork/sustainabledevelopment/empowerment/in_depth/ 国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 HP
③https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/gender_equality_sdgs/6110/
世界の男女格差の現状は?
④http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201901/201901_04.html
内閣府男女共同参画局