11.住み続けられるまちづくりを
担当:稲葉志門
・世界中の都市に住む多くの人々が住みやすい街づくり
・災害に強く、被害を小さく抑え被災しても早急に復興可能な街づくり
・都市部での快適で便利な生活を提供、持続的な開発をできるようにする
・貧困層への支援、安全で安価な居住施設の提供
・定期的で民主的な都市開発
・公共交通機関へのエコカーの導入、照明や換気や冷暖房などのエネルギー効率を高めたスマートホームやスマートビル、グリーンビルの建設、、廃棄物の削減
・世界文化遺産や自然遺産の保全や開発の強化
・自然災害に対しての総合的な災害外リスク管理の策定と実施、自然災害と経済損失への対策
・子供や女性、高齢者、障碍者のニーズにも配慮した公共交通サービスの提供、拡大や交通の安全改善
問題・課題・原因
・現在世界の人口の五割以上が都市での生活をしているといわれている。多くの人が所得の増加と効率的なサービス、便利な交通手段を求め都市に移住。
・都市に人が集まるにつれ、住宅が不足し住居費が高くなる
・整備の行き届いていない古く危険な建物が増える
・車が増え交通渋滞も発生し、排気ガスによる空気汚染と、騒音問題、満員電車
・人口増加によるスラムでの犯罪、貧困層の発生、エネルギー消費の増加、廃棄物増加
(発展途上国の都市部では、約30%の人がスラムで生活しているといわれている。)
・課題としては、安全で清潔な住居、医療や教育などのサービスへのアクセスをどのように確保していくかがある。
日本・海外の達成度
・英国の「MONOCLE」誌による2017年版の「世界で最も住みやすい街ベスト25」で東京が三年連続1位、京都が12位、福岡が14位に選ばれた。安全性、医療の充実、文化や環境、教育、インフラ、自然環境などの基準がある。
・
SDGsの17目標すべてを対象にした世界ランキングの結果では上位には北欧の国、日本は17位にランクイン
NPO/団体
2018年日本の政府は、29の自治体を「SDGs 未来都市」に選んだ。
富山県富山市→コンパクトシティ
町の重要な機能を中心部に集め、公共交通を充実させることで高齢者も簡単に移動。人の行き来が増え、活気にあふれた街づくりを実現。
北海道下川町→豊かな森林を活用した街づくり
地元の森林資源生かした産業で、バイオマスエネルギーで街の熱エネルギーをまかなう。限界集落では
高齢者が暮らす長屋風の住居を作る。
一般社団法人オープンデータラボ( スモスタ ! in こおりやま広域圏 )
スモールスタート支援事業
こおりやま広域圏を活性化するため、住民や地域団体企業等のあらゆる主体の提案による実行力の高いプロジェクトを専門家のノウハウを活用し、新たなチャレンジスタートアップを推進
「蘇生Ⅱ」の上映会
放射能に汚染された福島の土壌が、微生物によってよみがえっていく実話を描いたもの
安心して子育てができるまちづくり
子育て中の親に対して、緊急時の子供の一時預かりや送迎などの子育て支援の活動
企業
・「都市モビリティの高度化、安心安全な都市の実現」
・開発途上国の防災能力向上への支援、自然災害に備える社会づくりへの貢献
・国連開発計画と東北大学・災害科学国際研究所が設置した災害統計グローバルセンターのグローバルデータベースの構築と運営に関するパートナーシップの締結、設計と構築への支援
・インドネシアにおけるプロトタイプの構築、UNDP主催のワークショップで防災対策に対しICT企業の役割について共有
・脱炭素社会の実現
・エネルギーの効率的な利用
・エネルギーと暮らしの新たな形
・エネルギーゼロの住宅・建築・まちづくり
・住宅の省エネ・創エネ・スマート化
・今後は、街での電力融通による地域でのエネルギー自給や、太陽光発電所を住まい手でシェア
・安全、安心、健康な空間づくり
・高齢者と一緒に安心して暮らせる環境と子どもが安全に過ごせる空間をつくる
・高齢者やその家族、介護者の視点の物づくりや、保育所に求められる様々な課題を独自の技術や製品でサポート
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My Voice
いろいろな企業、地域、学校などたくさんの団体が対策をとっているが、その対策の種類は幅広く他の目標と深く関係するものがとんど。よって、どの対策がどの目標のためと判断するのは難しく、その地域のための目標もしくは複数の目標に向けて活動していると考えたほうが良い。
ぼく個人の意見としての解決策は具体的にはあまりないが、この11番の目標を達成するには他の目標に向けての活動も大切であり、それらを達成していくにつれ11番の目標も達成度を上げていけるのではないかと考える。例として、都市部のスラムをへらすには、1番や4番の目標に向けての活動や、自然災害による被災をしにくい街づくりをするにしても、7番や9番の目標がキーとなってくるとおもわれる。
建築家には、内装の利便性よりも外観やデザイン性を重視する思想、外観やデザイン性よりも内装の利便性を重視する思想、もしくはどちらも同じくらい重視する思想を持つ人もいる。どの思想にも常識的な最低限の災害への耐久性はあるが、どの建物が良いと決めつけるのは難しい。なぜなら外装も内装もデザイン性もすべて住みやすさの一環でありそれぞれの建築家、利用者もしくは住人によって住みやすさの定義は変わる。しかし住みつづけられる街づくりとなるとやはり利便性や耐久力が最も大事と思われるが、僕はそうとは思わない。なぜなら、もし自然災害の防災や防犯機能が最高でデザイン性のかけた建物がずらっと並んでいたとして果たしてそれはすみつづけられる町なのか。デザイン性のレベルにもよるがまちづくりにおいてデザイン性もかけてはいけない一つの項目だと思われる。
参考文献
https://sdgs.edutown.jp/info/.goals/.goals-11.html
https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/sustainable_cities_sdgs/
https://miraii.jp/leader/sdgs/13
https://assistparkkoriyama.net/dentai/category/sdgs/sustainable_machidukuri/